ベビー服を揃える楽しさについて

私はただいま、もうじき一歳になる子供の子育てに追われる専業主婦をしています。子供が大きくなるにつれて、目が離せないということも多くなり、毎日忙しく自分の時間というものは本当にありません。しかし、そんな毎日でも子供の成長を間近で楽しむことができるというのは何にも代えがたい幸せであり、毎月の生活はギリギリということもありますが、専業主婦でいさせてくれる旦那さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。そんな私たち夫婦は、できちゃった結婚でした。周囲にも反対とまではいきませんでしたが、おめでとうと言い喜んでくれる方はいませんでした。現実は厳しいと痛感した瞬間でした。そのため、特に周りに頼るということも中々できず、二人で力を合わせていろいろと乗り越えてきました。

そんな日々の楽しみであったのが、子供が生まれる前のベビー服選びです。出産し、退院するときに着せる初めての服を選ぶときなど本当に楽しくて幸せな気持ちでいっぱいでした。使用する前に、一度家で洗濯をしておく際には、我が家のベランダに小さなベビー服が干してあり、風に揺れているだけでも本当に可愛くて幸せな気持ちになりました。子供が生まれてからもそうです。毎日大きくなる我が子、それにつれてサイズの大きくなるベビー服、本当に愛しい気持ちでいっぱいになります。子供の成長というものは大人が思っている以上にはやく、ベビー服というものは今着させているものなどは翌年には間違いなく着られなくなっています。そのため、小さいうちはもったいないからお下がりや中古のものでいいというような意見もよく聞きます。実際に私も親戚のかたなどに言われ、たくさんの古いベビー服をいただいたことがあります。もちろん感謝の気持ちもあります。しかしやはり初めての子供ですし、自分たちが選んだ可愛い新しいものを着せてあげたいとも思います。

成長ははやく、一瞬のことだとしても一生に一度の今のこの時期を大切にしてあげたいです。なので、私はこれからもベビー服はもちろんのこと、これから大きくなり子供服になっても、旦那さんや子供と一緒に服を選び、揃えるという楽しさを大切にしたいと思います。ベビー服はとても小さく可愛らしいもので、誰かに子供のためにとプレゼントとしていただいても本当に嬉しいものですし、何かに悩んでいたり辛いことがあっても、見ているだけでどこか幸せをくれるものだと私はあらためて思いました。

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